10：00泉岳寺駅に集合。

改札を抜けると早速真正面に，赤穂義士の書かれた木の額がありました。

地上に出て泉岳寺に 来ました。言わずと知れた赤穂浪士の墓があるお寺です。

中門を抜けると右手に，大石内蔵助吉雄の銅像がありました。連番状を 手にして江戸の方角を見ているのだそうな。

上の写真が血染の梅と石です。浅野内匠頭が，田村右京大夫邸の庭先で切腹 した際，その血がかかったと伝えられています．

左の写真が首洗い井戸です。義士が吉良上野介の首をこの井戸で洗い， 主君の墓前に供え報告したということです。

さて，本題に戻って，泉岳寺駅から坂道を登ります。伊皿子坂です。 坂の途中，マンションの一角に東京歯科大学発祥の地碑があります。 1998(平成10)年建立です。

1890(明治23)年に高山紀齋が，この地に高山歯科医学院を創立した。 その後1899(明治32)年に学院を血脇守之助に委譲した。 ⇒第9回歯科医学歴史散歩へ

1901(明治34)年に現在の水道橋に移ったそうだ。

石碑の説明をする石橋先生。

泉岳寺駅に戻り，この旅では初めて電車に乗り，日本橋駅まで 移動しました。

日本橋駅から少し歩いて，住所でいうと，中央区日本橋兜町15に来ました。 現在は，センターホテル東京というホテルがあります。ここが， 日本大学歯学部の前身である東洋歯科医学校のあった場所だそうです。

1916(大正5)年，佐藤運雄が設立しました。1919(大正8)年に，現在の御茶ノ水 の地に移転したそうです。地碑が全くないのも，少々さみしい気がします。

同じ区画には，区立阪本小学校があります。

今日は，東京マラソン2017が行われていました。 道路が封鎖されていて，道の反対側に行くのも，地下鉄の駅を抜けなければ ならないという不便さです。

東京証券取引所，すぐわきにある鎧橋。 兜町には兜神社もありました。

日本橋もふだんは車の往来が多いですが，東京マラソンのおかげで封鎖 されていて，道路中央にある元標まで行けました。

また少し歩いて日本銀行本店。道を挟んで 貨幣博物館に入りました。

大手町駅の角に，日本歯科大学発祥の地碑があります。 1907(明治40)年，中原市五郎により共立歯科医学校が創立された。 皇居に近い場所に学校が設立されたことに少々驚きます。 1909(明治42)年に現在の飯田橋に移転しました。

下は読売新聞本社前。箱根駅伝のモニュメント。日大は優勝からはだいぶ 遠ざかっているなあ。 この近くの焼き鳥屋さんで，お酒とお昼ごはんとなりました。

今回は大学院生1名，教職員10名の参加でした。