第8.5回 歯科医学歴史散歩
~近代歯科医学教育揺籃の地を巡る~
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大阪駅から環状線に乗り野田駅まできました。

ここから住宅地を歩いて600mほど,中央市場近くの遊歩道入り口に 大阪歯科大学発祥の地碑があります。住所でいうと,大阪市福島区 野田4丁目1になります。

明治44(1911)年に,藤原市太郎によって設立された旨, 書かれています。

この碑も,創立百年を記念して建てられたようです。先日の散歩でも, 東京歯科大学も日本歯科大学も,百周年記念によって碑を建てたようです。

下の碑には,
学校経営事業は,営利に非ず,博愛公益のために, 努力するものなること
と書かれています。

そこから少し歩いて,中之島へ来ました。

現在は大阪市立科学館が ありますが,ここは大阪帝国大学があった場所です。創立当初, 湯川秀樹もここで働き,のちに日本人初のノーベル賞をとる 中間子論を作った場所でもあります。

科学館を入ってすぐ,『学天則』のレプリカがあります。

学天則はもともと,昭和天皇即位を記念して,西村真琴によって造られた 人型ロボットです。ちなみに,西村真琴の次男が,俳優の故・西村晃氏です。

電車に乗って,天満橋駅下車。 大阪歯科大学付属病院に来ました。

湯川秀樹は結婚したとき天満橋駅から電車に乗って,大阪大学と 京都大学に通勤していました。

附属病院14階のレストランにて, 歯学部物理教育協議会 が開かれました。 大阪城がすぐ目の前で,夜景もご覧のとおりです。


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